こんにちは。双子育児の記録を書いている「はづきママ」です。

双子のNICU入院初日、私たちが気づいたことのひとつが「携帯電話は持ち込み禁止」でした。同じように当日になって慌てた方は、少なくないようです。

本記事は、その初日〜2日目に写真・動画が一切撮れなかったこと、カメラをレンタルして対応した話、そして「事前にこうしておけばよかった」の振り返りを、我が家の場合として書き残します。

※大事な前提:本記事は1ケースの体験談です。NICU・GCUのルールは病院ごとに違いますので、必ずご自身の入院先で確認してください。

NICU入室前に、ロッカーへ荷物を預けるママの水彩イラスト

NICUに着いて気づいた「携帯禁止」

2024年6月24日、35週0日で緊急帝王切開で生まれた双子。手術翌日、車椅子でNICUに初めて面会に行った時、入室前のルール説明で「携帯電話の持ち込みは禁止です」と教えていただきました。

正直に言うと、それまでまったく気にしていませんでした。出産前にネットで調べた情報の中には「NICUは携帯持ち込み禁止」と書かれているものもあったはずですが、自分のNICU面会のシーンと結びついて整理できていませんでした。

面会の入室時に荷物をロッカーに預けて、手洗いと消毒を済ませる流れ。手元には、子どもたちを記録するための機材が、何もない状態でした。「あ、いま記録できないんだ」と、入室直前にやっと気づいた感覚です。

これは病院ごとにルールが大きく違うので、入院が決まった時点で主治医や看護師さんに確認しておくのが安全です。

双子の初日〜2日目、写真が撮れなかった現実

結果として、双子のNICU入院初日と翌日は、写真や動画を一切撮れませんでした。

携帯はロッカーの中。デジタルカメラもビデオカメラも、出産入院の準備品リストには入れていませんでした。NICUに入る・面会のスケジュール・手術の体調・搾乳の段取り、考えることがあふれていて、「カメラ」というキーワードまで頭が回っていなかった、というのが本音です。

保育器の中にいる小さな兄と弟。鼻マスクや点滴の管がついていて、それでも一生懸命に呼吸をしている姿。「あ、これは記録に残しておきたい」と心が動いた瞬間に、手元に何もない、という現実でした。

もちろん、看護師さんが日々の様子を簡単に記録してくださっていましたし、面会のたびに自分の目には焼き付けるようにしていました。でも、双子の最初の数日は、写真としては手元にほぼ残らないかたちで過ぎていきました。

カメラレンタルで対応した話

初日のあと、私たちは「カメラをレンタルする」という選択をしました。

正直、慌ててというのが近い感覚です。出産入院中のママは病室、パパは家とNICUを往復しながら、双子の様子を記録できる状態をなんとか整えていきました。具体的なレンタル会社名・機種・価格は記憶があいまいなので、ここでは伏せておきます。

大事だったのは、「携帯がダメなら、別の方法で残す」と方針を切り替えたこと。最初の数日は撮れなかった分、その後はできる範囲で写真・動画を残していきました。

一眼カメラを構えて、保育器の中の双子をそっと撮るママの水彩イラスト

「事前にカメラを用意しておくべきだった」反省

振り返って、一番強く思うのは「事前にカメラを用意しておけばよかった」という反省です。

双子妊娠中、私は管理入院で約10週間病院にいました。妊婦健診の頃も、出産入院の準備をしていた時期もありました。その間、もし「NICUは携帯持ち込み禁止のことが多い」という情報に正面から触れていたら、デジタルカメラを準備品リストに入れていたと思います。

これは、誰かのせいでも何かの落ち度でもなく、「知らなかった」だけの話です。出産前の私たちは、NICUの面会シーンを具体的にイメージできていませんでした。だからこそ、入院前に主治医・看護師さんに「NICUに入った場合、写真や動画の記録はどうしますか」と聞いておくと、心の準備とモノの準備の両方が進みます。

「事前準備が間に合わなくても大丈夫」と言える優しさは、振り返ってのものです。実際にその瞬間にいる時はかなり気持ちが動きます。

写真がないからこそ覚えている記憶

正直に書くと、写真がなかった数日のことは、いまでも頭の中に強く残っています。

記録に残らなかった分、自分の目で覚えておこうとしたのかもしれません。保育器の小さな寝顔、初めて指を握ってもらった瞬間、看護師さんの優しい説明。写真として残っていないからこそ、その時間の手触りだけが、いまも記憶に残っているように感じます。これは強がりでも美談でもなく、振り返っての率直な感覚です。

ここからは、読んでくださっている方それぞれに向けて書きます。

写真を残せず後悔している方へ。NICU入院初期に写真・動画を残せなかったこと、それは「準備が甘かった」のではなく、初めての出来事にいた、というだけの話です。残せなかった日々を責める必要はありません。

これから入院を控えている方へ。準備できるなら、デジタルカメラの用意と、入院先での記録ルール確認の2つだけ意識すれば、後悔は減らせるはずです。

写真がなくても大丈夫だった方へ。記録の形は写真だけではありません。日記、メモ、看護師さんからの伝え方、いろいろなかたちで、その時間は残っていきます。

我が家がこうしておけばと思ったこと

「準備リスト」と書きたくなったのですが、それは少し違う気がしました。準備の正解は家庭ごとに違うので、ここでは我が家の場合の「こうしておけばよかった」を、振り返りとして書きます。

ひとつめは、入院前の主治医・看護師さんへの確認。「NICUに入院になった場合、写真・動画の記録はどんな扱いですか」と一言聞いておくだけで、その後の準備が変わったと思います。

ふたつめは、出産入院の準備品にデジタルカメラを入れること。NICU入院が決まる前提ではなくても、ひとつ手元にあるだけで安心が違ったはずです。

これらはあくまで我が家の場合の振り返りで、すべてのご家庭に当てはまるベスト準備ではありません。

病院ごとにルールは違う・必ず確認を

本記事は、我が家が入院した病院でのルールに基づいた体験です。NICU・GCUの「持ち込み可否」「写真・動画の扱い」は、病院ごとに本当に大きく違います。

確認時にお聞きしたい一例:

  • 携帯電話の持ち込みは可能か(面会エリア・病室・撮影目的別で違うことも)
  • デジタルカメラ・ビデオカメラの持ち込みは可能か
  • 看護師さんへの撮影依頼は可能か
  • 面会時間中の撮影タイミングはあるか

気になる点があれば、主治医や担当看護師さんに必ず確認してください。「事前準備」と「現場ルールの確認」、両輪で進めるのが安心です。

カメラを持たず、保育器の中の双子を見つめて目に焼き付けるママの水彩イラスト

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