こんにちは。双子育児に奮闘中の「はづきママ」です。
別の記事で、双子妊娠から出産までの流れを時系列でまとめています。
今回はその「出産後」、双子の体重がどう増えてきたのかを実体験データで記録した記事です。兄2,040g・弟1,230gで生まれた早産児双子の、NICU入院期から退院後・1歳までの経過を、数字と一緒に振り返ります。
**※大事な前提:**本記事は1ケースの記録で、医学的助言ではありません。早産児の経過は本当に個別差が大きいので、主治医・小児科医の判断を最優先にしてください。
早産児の体重増加って?
早産児・低出生体重児の体重増加は、月齢通りの基準にすぐ当てはめにくいケースがあります。修正月齢で見るか、実月齢で見るか、それぞれの場合のグラフに対してどの位置にいるかを、主治医が経過観察してくれます。
ここで大事なのは、これらの数字は**「比較するため」ではなく「自分の子の経過を記録するため」**のものということ。本記事も、誰かの基準に追いつくためのデータではなく、我が家の子たちがどんなペースで大きくなってきたかの記録として読んでもらえると嬉しいです。
数字に追いかけられがちな育児だからこそ、数字との付き合い方を最初に整えておくのが、振り返ってみるととても大事だったなと思います。
出生時:兄2,040g / 弟1,230g
2024年6月24日、35週0日で緊急帝王切開で生まれた我が家の双子です。
- **兄:**2,040g・44.0cm
- **弟:**1,230g・38.5cm
弟は妊娠中からFGR(胎児発育不全)として経過観察されていました。妊娠29週1d頃が、推定体重の伸びが最も緩やかだった時期です。それでも血流は問題なし、胎動も活発という所見で、主治医からは「小さいなりに大きくなっているので経過観察」と説明してもらえていました。
35週で出産になった結果、兄は2,040g、弟は1,230g。差は約800g。これは「危険」と書くべき数字ではなく、双子それぞれが35週時点でどう着地したかという、事実としての記録です。退院後の経過は、ここがスタート地点になっています。
NICU入院中の体重増加(NICU・GCU期)
入院期間は2024年6月24日〜7月27日の約33日間でした。
兄は生後3日目にNICUからGCUへ移動。GCUは一段階回復した状態のお部屋という認識です。弟は退院日までNICU継続で、無呼吸発作・呼吸補助・黄疸ライト治療があり、修正週数で37週相当を超えてもしばらく落ち着かない時期がありました。
NICU・GCUでの体重測定は、毎日ではなく週2〜3回程度です。日々の細かな変動を追うのではなく、ある程度の間隔で「成長の傾向」を見る方針でした。数字は伸び縮みする日もあるはずですが、親が一喜一憂しすぎないですむペース設計だったのかなと、振り返って思います。
退院時の体重については具体的な数値の手元記録がないので、ここでは伏せておきます。確かに言えるのは、兄弟そろって2024年7月27日に同じ日に退院できたこと。「双子は必ず一緒に退院」という病院の方針には、後から振り返ってもとても救われました。

退院後の成長カーブ
退院後の成長は、それぞれ違うペースで進んでいきました。
**兄:**生後2〜3ヶ月の頃には、体重が成長曲線内に入っていました。出生体重が2,040gでスタートしているので、追いつくまでが比較的早かった印象です。
**弟:**体重は成長曲線内に入りました。身長は、今もギリギリ下のラインを推移しています。1,230gスタートなので、追いつくまでに時間がかかっているのは自然な経過です。
ここで大事なのは、「兄に追いつく」ではなく「弟が弟のペースで成長している」と見ること。同じ日に生まれたきょうだいだからこそ並べて見たくなりますが、出発点が違えば、進み方も違うのが当たり前だと、ある時から自分に言い聞かせるようになりました。
そして、退院後のフォローアップ健診は生後5ヶ月で終了になりました。先生から「もう普通の子と変わらないのでフォローアップ健診もやめましょう」と言われた日のことは、よく覚えています。
現在(1歳10ヶ月時点)の体重差は約1kg、身長差は約3cm弱。出生時の800g差から大きく変わっていないようにも見えますが、二人とも自分のペースで、着実に大きくなっています。
修正月齢で見る体重
早産児の発達を見るとき、「修正月齢」という考え方があります。出産予定日から数えた月齢で発達を見る方法です。
我が家の場合、修正月齢を強く意識した時期はあまりありませんでした。出生後に先生から教えてもらった程度で、その後も実月齢のグラフでも「ギリギリ範囲内」で見られたので、修正月齢に切り替えなくても進められた、という運用でした。
ただ、弟の身長を修正月齢で見ると、実月齢で見たときよりも程よい位置にいるなと感じる場面はありました。修正月齢は「数字をどう見るか」の補助線として、必要なときに使う、というのが我が家のスタンスでした。
「数字に追いかけられた」親の心情
正直に書くと、退院後の1〜2ヶ月は、ほとんど毎日のように数字を気にしていた時期があります。
「先週より増えてる?」「曲線に追いつく?」と頭の中でグルグル。一卵性ではないですが、つい兄弟を比較してしまう瞬間もありました。「比較しないように」と意識していても、現実には完全には消えなかった、というのが本音です。
これは私だけでなく、双子の成長差を経験したママに共通するところかもしれません。比較するのは仕方ないこと。大事なのは、比較したあとに気にしすぎて落ち込まないことだと、振り返って思います。
成長差の感情面を、もっと詳しく書いた記事があります。本記事が「数字」の話だとすると、こちらは「気持ち」の話。データ詳細編とエッセイ編の、対になる記事として読んでいただけたら嬉しいです。
「数字に振り回されない」のメッセージ
このメッセージは、別記事の双子の妊婦健診でも書きました。
妊婦健診のエコー推定体重から、出生時、NICU期、退院後、現在に至るまで、双子育児は本当に数字との付き合い方が問われる場面が多いです。
そんな中で支えになったのは、数字を「ひとつの値」で判断せず「推移」で見ること。判断は主治医・小児科医に委ねるという、シンプルな線。比べないこと、焦らないこと。
このシンプルなコツが、双子育児を1歳10ヶ月まで進めてきた中で、私から伝えたい一番のメッセージかもしれません。数字は事実を教えてくれますが、子育てそのものを決めるのは、目の前のお子さんと、それを見守る親と専門家の関係なのだと、振り返って思います。
これから早産児を迎える人へ
最後に、これから早産児を迎える方へ。
「早産児だから心配」を「丁寧に見てもらえる時期」と置き換えると、少しだけ気持ちが軽くなります。NICU・GCUの先生、看護師さん、退院後の小児科医、健診の保健師さん、頼れる専門家はたくさんいます。
我が家の経過は、1ケースの記録にすぎません。お子さんの経過とは違うかもしれないし、もっと早いペースで大きくなる子も、もっとゆっくり進む子も、それぞれにいます。
「うちは1,230gスタートで、ここまで来た」という事実が、どこかの誰かの不安をひとつ軽くできていたら、嬉しいです。