こんにちは。双子育児の記録を書いている「はづきママ」です。

双子のNICU入院中、弟だけ無呼吸モニター(酸素飽和度モニター)がついていました。アラームが鳴る頻度、修正週数を超えても落ち着かない現実、目処があるのに目の前ではまだ続いている時期のしんどさ。今回はその記録です。

※大事な前提:本記事は1ケースの体験談で、医療情報や医学的助言ではありません。お子さんの状態については必ず主治医に確認してください。

NICUの保育器で眠る弟と、そばのモニターを祈るように見守るママの水彩イラスト

双子の弟だけ無呼吸モニターがついていた

2024年6月24日、35週0日で緊急帝王切開で生まれた双子。NICUに入った2人は、兄と弟で医療サポートが違いました。

兄は鼻マスクで呼吸器のサポート。一方、弟は点滴と無呼吸モニター(酸素飽和度モニター)が付いた状態でした。出生体重は兄2,040g・弟1,230g。同じ日に生まれた双子でも、必要な医療サポートが違うのは、私たちにとって最初のうちは驚きでもありました。

ただ、これは「双子だからどちらも同じ管理になる」ものではなく、それぞれの状態に応じて主治医・看護師さんが判断して進めてくださっていました。我が家の場合は、最初から「先生の判断ならそれはそれで正しい」と受け止めようと夫婦で話していた記憶があります。

我が家がNICUで見た無呼吸モニター

「無呼吸モニター」と聞いても、実際にNICUで見るまでは、どんな機械なのかイメージできていませんでした。

弟についていたのは、酸素飽和度モニター(SpO2モニター)と呼ばれる機械でした。早産児に多い無呼吸発作のサインを早く拾うため、酸素飽和度や心拍数の数値を常に表示し続けるタイプのものです。

細かい医学的な定義は、必ず主治医・小児科医にご確認ください。本記事ではあくまで「NICUで弟のそばにあった機械」として、我が家が見ていたものを記録します。

酸素飽和度90を切るとピーピー鳴る

このモニターは、酸素飽和度の数値が一定ラインを下回ると、アラームが鳴る仕組みでした。我が家の弟の場合は、おおむね90を下回るとピーピーと音が鳴っていた印象です。

面会で側にいる時、何度かそのアラーム音を聞きました。最初は心臓がぎゅっとなりましたが、看護師さんから「アラームが鳴る=必ずしも危険な状態とは限らない、一時的な低下でも鳴ることがある」と教わってから、少しずつ落ち着いて受け取れるようになりました。

実際、アラームが鳴ると看護師さんがすぐ対応してくれます。我が家の場合、その場で看護師さんが触れたり位置を変えたりするだけで音が止まることも多く、そこに自責を感じる余地はあまりありませんでした。「自分の前で止まったらどうしよう」という気持ちは、面会前に確かにあったんですが、実際の現場では、専門の方が常に見てくれているという安心の方が大きかったです。

結構鳴っていた時期がある

正直に書くと、弟のアラームは結構鳴っていた時期がありました。

修正週数で37週相当を超えてからも、なかなか完全には落ち着かなかった、というのが我が家の経過です。早産児の無呼吸は呼吸中枢の未熟が背景にあるとされていて、修正週数35週前後で多くの子は落ち着いていく、というのが一般的な目安だと医療者の方から聞いていました。それを超えてもまだ続いている、というのが私たちの目の前にあった現実です。

面会のたび、モニターを横目で気にしながら抱っこをする日も多くて、数字に一喜一憂しがちな時期もありました。それでも、最終的な経過観察の判断は主治医・看護師さんに信じて任せる、というシンプルな線を引いておくと、気持ちが少し楽でした。これも我が家の場合の話で、状況や症例によって落ち着き方は本当に違うと思います。

NICUで弟を抱っこしながら、そばのモニターを気にするママの水彩イラスト

兄と弟で違った医療サポート

双子と言っても、兄と弟で医療サポートはまったく違いました。

  • 兄:鼻マスクで呼吸器のサポート。生後3日目にNICUからGCUへ移動
  • 弟:点滴、酸素飽和度モニター、黄疸のライト治療。生後8〜9日目にNICUからGCUへ移動

修正週数の考え方や、早産児の体重推移を含めた経過は、早産児双子の体重推移と修正週数の考え方(実体験)に、データと一緒に残しています。

本記事はその「無呼吸モニター」というひとつの設備に焦点を当てた話です。同じ早産双子でも、片方は鼻マスク、片方は無呼吸モニター、というように、お子さんごとに必要な管理は本当に違うんだなと、現場を見ていて感じました。

想定より長引いた時期がしんどかった

正直に書くと、修正週数の目安を超えてもアラームが続いている時期は、しんどかったです。

「落ち着く目処があるはずなのに、目の前ではまだ続いている」。この感覚が、一番じわじわ効いてくる時期でした。看護師さんも先生も、長い目で見て大丈夫だと教えてくれている。でも、その日のモニターの数字や、ピーピー鳴る音は、目の前の事実として続いている。主治医・小児科医にもその時々で気持ちを聞いてもらいながら、なんとか面会を続けていました。

ここからは、読んでくださっている方それぞれに向けて書きます。

モニターがついていて不安だった方へ。アラーム音が鳴る環境は、親として本当に消耗する時間です。「自分の前で止まったら」という気持ちが消えなくて当たり前。看護師さんが常に見てくれている、という事実だけは、頭の片隅に置いてもらえたらと思います。

モニターがなくても不安だった方へ。モニターの有無に関わらず、NICU・GCUでお子さんを見守る親の気持ちは、決して軽くありません。設備の有無で「不安の重さ」を比べる必要はまったくないと思います。

これからNICU入院を迎える方へ。我が家にとっては、想定より長引いた時期がしんどかった、という事実は確かにあります。でも、専門の方々がそばで対応してくれているという信頼があれば、なんとか日々を乗り切れる時間でもありました。

看護師さんが対応してくれる安心感

無呼吸モニターのアラームが鳴った時、現場で対応してくれるのは看護師さんでした。

面会中にアラームが鳴ると、看護師さんがすぐに来てくださって、位置を変えたり、触れて呼吸を促したり、必要なら追加の対応をしてくれる。慌てる場面ではなく、淡々と・丁寧に対応してくださる姿を何度も見ました。

慌てはしないけれど、正直、内心はかなり心配だった時期もあります。それでも「看護師さんがいる」「先生が判断してくれる」という信頼があったから、面会のたびに気持ちを保てていたんだなと、振り返って思います。NICU・GCUの医療者の方々には、本当に感謝の気持ちしかありません。

NICUで看護師さんが弟に対応し、そばで見守るママの水彩イラスト

これから早産児双子を迎える方へ

最後に、これから早産児双子を迎える方へ。

無呼吸モニターは、早産児のNICU管理ではよく登場する設備のひとつだと聞いています。アラーム音や数字の上下は、親にとっては怖く感じることもあります。それでも、看護師さん・主治医・小児科医の判断のもとで運用されているので、気になる点があればその場で聞いてみるのがいいと思います。不安があれば、必ず主治医に確認してください。

我が家の経験は1ケースに過ぎません。お子さんの状態や経過は、それぞれ違うはずです。「自分を責めない」「比べない」を、ぜひ守ってもらえたらと思います。

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