こんにちは。双子育児に奮闘中の「はづきママ」です。
フォローアップミルク(以下フォロミ)について、悩んだことはありませんか。使うべきか、いつから始めるか、いつ卒業するか。情報を調べると「必要派」と「不要派」両方の意見があって、どちらが正解か迷いますよね。
うちは、1歳から1歳9ヶ月までフォロミを使っていました。最終的に、2026年3月中旬、ちょうど1歳9ヶ月になる頃に自然と終わりました。
この記事は、「フォロミは絶対に必要」とも、「フォロミは不要」とも主張するものではありません。「うちはこう使った、こう終わった」の記録です。ご家庭ごとの選択がありますから、どちらの考え方を持っている方にも、参考になるところだけ拾ってもらえたら嬉しいです。
フォローアップミルク(フォロミ)って何?必要なの?
フォローアップミルクは、生後9ヶ月〜3歳頃を対象にした、離乳食では不足しがちな栄養(鉄分など)を補うためのミルクです。育児用ミルクが「母乳の代わり」の位置づけなのに対して、フォロミは「栄養補助」の位置づけになります。
使うかどうかの判断は、けっこう分かれるところです。「離乳食をきちんと食べていれば必須ではない」という考え方もあれば、「鉄分など補いやすい栄養がある」という考え方もあります。どちらの意見も筋が通っていて、私はどちらかが正しいと断定することはできません。
迷ったときは、お世話になっている小児科の先生や、地域の保健センターの栄養士さんに相談するのがいちばん安心です。ご家庭の食事の傾向やお子さんの様子を踏まえてアドバイスをもらえます。
フォロミを含めた双子妊娠・育児の用語の整理は、別記事の用語集にもまとめています。
うちがフォロミを始めた理由(1歳頃)
うちは、双子が1歳の誕生日を迎えた2025年6月のタイミングで、フォロミを取り入れることにしました。
始めた理由は、特別なものではありません。離乳食はそれなりに進んでいたけれど、「栄養が足りているか不安だな」「補助があると安心だな」という、ふんわりした気持ちが一番大きかったです。「絶対に始めなければ」と強く決めていたわけでも、「これがないと駄目」と思っていたわけでもありません。
そのとき、ちょうど3回食が安定してきた頃で、食後にもう少し欲しがる場面があったんです。「ミルクの代わりに何かあげるなら、フォロミでいいかな」と、自然と選択肢に上がってきた感じでした。
双子それぞれの飲み方の違い
同じ日に生まれた双子でも、食やミルクへの向き合い方は本当に違いました。
お兄ちゃんは、ミルクの頃から食べることが好きな子。離乳食もよく食べて、フォロミにもすんなり馴染んだ印象です。
弟は、ミルクの飲みムラをそのまま離乳食に引きずったタイプ。食べる量にも波があって、フォロミの受け止め方も、お兄ちゃんとは少しテンポが違ったように記憶しています。
ここで強調したいのは、「兄が偉い・弟が遅れている」という話ではないということです。子どもにはそれぞれのペースがあって、双子だからこそ、その違いを近くで観察できる機会が多いだけ。違うことに気づけたら、その子に合うやり方を探していく、その繰り返しでした。
弟の食べ方のクセ「ホバリング問題」については、別記事に詳しくまとめています。離乳食のスプーンを口元で待ち続けるパターンに、フォロミの飲み方の波も少し重なって見えました。
段階的に減らしていった経過
うちのフォロミ運用は、いきなり卒業ではなく、少しずつ減っていく形でした。時系列で書いてみます。
- **1歳〜1歳3ヶ月:**離乳食の食後に欲しがるタイミングで、ふつうにあげていました。3回食が定着している時期です。食事の後に「もうちょっと」のアピールがあった時に、そっと差し出す感じでした。お兄ちゃんは食事をしっかり完食したあとに欲しがるパターン、弟は食事自体に時間がかかる分、食後のフォロミでひと息ついていた印象です。
- **1歳3ヶ月(幼児食への切替):**大人とほぼ同じ食事に切り替えたタイミングで、食後のフォロミはやめました。食事内容が変わると、不思議と「食後に欲しがる」サインも自然と落ち着いていきました。
- **1歳3ヶ月〜1歳半:**夜間や外出時に欲しがる場面があったので、その都度あげていました。夜中に泣いて起きる頻度は減っていた時期ですが、それでもふと欲しがる夜があって、そういう日にフォロミがあると、親も子もリセットしやすかったです。外出時は、長時間の移動や予定が読めない日に、念のため小分けで持ち歩いていました。
- **1歳半以降:**欲しがる頻度がだんだん減っていきました。外出にも慣れて、長時間でなければフォロミなしで過ごせる日が増えてきました。気がつくと、家で「そろそろフォロミ」というタイミングを意識しなくなっていました。
- **2026年3月中旬(1歳9ヶ月):**完全に終わりました。
振り返ると、「ある日いきなりやめた」というよりも、「気がついたら飲まなくなっていた」感覚に近いです。意識的に終わらせたタイミングは、ありませんでした。
双子で「同時にあげる」リズムは、離乳食と同じ感覚で続いていました。同時授食のオペレーションは、別記事に詳しく書いています。

卒業のきっかけ(自然消滅でした)
卒業の瞬間を、はっきり覚えていません。
「これが最後の1本」と意識して飲ませた記憶もなくて、ある日気づいたら「もう何日かフォロミを使ってないな」という日が続いていて、そのまま終わっていました。たぶん、ある夜にフォロミを作ろうとして「今日はもう要らないかな」と思った瞬間があって、その感覚が何日か続いて、気がついたら箱が空のまま冷蔵庫に残っていた。そんな終わり方だった気がします。
子どもが欲しがらなくなった、というのが大きい要因だと思います。同時に、私たち夫婦も「これくらいでいいかな」と、無理に続けようとしなくなっていきました。
面白いのは、母乳卒乳との対比です。お兄ちゃんが10ヶ月手前で母乳を拒否したときは、はっきりした「もう要らない」のサインがあって、「ああ、ここで終わるんだ」と分かりやすい節目でした。一方、フォロミの卒業には、そういう節目がありませんでした。儀式的な区切りはなく、夫婦で「これで終わりだね」と言葉を交わすこともなく、静かに、自然に終わった。
「卒乳」「卒ミ」と聞くと、何か大きなイベントを想像しがちですが、うちのフォロミ卒業は、本当に静かに、地味に終わりました。これも一つのかたちなんだと思います。後から振り返って「あ、あれが最後だったんだな」と気づく、そんな終わり方も悪くなかったです。
フォロミを使ってよかったこと・気をつけたこと
1年9ヶ月使ってきて、振り返って思うことを書いてみます。
**よかったこと:**夜中や外出時に「ちょっと欲しい」と泣かれたとき、フォロミがあると気持ちに余裕ができました。あくまで「補助」の位置づけだったからこそ、必要なときだけ使えて助かりました。
**気をつけたこと:**食事の代わりにしないこと。フォロミでお腹いっぱいにしてしまうと、肝心の離乳食・幼児食が進まなくなる可能性があると感じていたので、量や与えるタイミングはざっくり意識していました。具体的にどれくらい飲ませていたかは記録に残していないので、ここで数字は出しません。
気になる方は、小児科や栄養士さんに「うちの場合はどうか」を聞いてみるのがいちばん納得感があると思います。
「フォロミ不要派」の意見への向き合い方
フォロミについて調べると、必ず目にするのが「不要派」の意見です。「離乳食をしっかり食べていればフォロミはいらない」「むしろ普通の食事で栄養を取るほうが望ましい」という考え方ですね。
うちは結果的にフォロミを使った家庭ですが、「不要派」の意見も、まったくその通りだと思っています。離乳食が順調に進んでいるご家庭で、無理にフォロミを足す必要はないと思います。
私が伝えたいのは、**「使う・使わないに優劣はない」**ということです。うちは安心材料として使った。別のご家庭は使わない選択をする。そのどちらも、子どもへの愛情の表れであって、どちらが正しいという話ではないと感じています。
もし迷っているなら、お住まいの地域の小児科や保健センターで相談するのが、いちばん公平で安心な選択だと思います。
これから始める・やめる人へ
これからフォロミを「始めようかな」「そろそろやめようかな」と考えている方へ。
始めるタイミングも、やめるタイミングも、はっきりした正解はないと、私は思っています。1歳前後で始める方が多いとは聞きますが、これも目安にすぎません。
やめるときも、無理に区切らなくて大丈夫だと感じています。子どもが欲しがる頻度が減ってきたら、それは自然な卒業のサインかもしれません。逆に「もうしばらく続けたい」と思うなら、続ければいいんです。
大事なのは、ご家庭のペースで、お子さんの様子を見ながら、判断していくこと。何か気になることがあれば、小児科や栄養士さんに気軽に相談してみてください。一人で抱え込まなくて大丈夫です。