こんにちは。双子育児の記録を書いている「はづきママ」です。

我が家は双子の出産にあわせて、夫婦そろって育休を取りました。パパは2024年9月から2026年3月末までの約1年7ヶ月(出産直後の7月は勤務、8月は有給で対応し、9月から育休に入りました)。ママは2024年6月の出産後から2026年4月末まで。夫婦の休みが、ほぼ丸ごと重なっていた時期です。

「双子だから2人で育休を取る」は、我が家にとっては自然な選択でしたが、これがどの家庭にも当てはまる正解ではないことも知っています。

※大事な前提:本記事は、我が家の場合の過ごし方を実体験で記録したものです。「育休が取れる環境」自体がとても恵まれた状況であることを前提に、参考のひとつとして読んでもらえると嬉しいです。

パパとママがそれぞれ双子を1人ずつ抱っこする担当制の水彩イラスト

なぜ夫婦そろって育休を取ったのか

我が家が夫婦そろって育休を取ることにした理由は、シンプルに「双子だから」でした。

双子が早産で生まれて、2人ともNICU/GCUに約1ヶ月入院し、退院後は2人を同時に育てるという日常が始まります。0歳の双子を、ひとりで完璧に見続けるのは現実的ではない。それは妊娠中から、なんとなく夫婦で共有していた感覚でした。

加えて、私(ママ)は妊娠中の25週0日から35週0日まで、約10週間の管理入院を経験しました。35週0日で緊急帝王切開、手術後の回復にも時間がかかりました。

退院後の体調と、目の前にいる小さな双子を考えると、「2人で見るのが現実的」という結論に、自然と落ち着いた感じです。

ただし、これは我が家の場合であって、すべての家庭が同じ選択をできるわけではないと思います。職種・職場の制度・収入面など、たくさんの条件で答えは変わります。我が家は「育休を取れる環境にあった」ということ自体、とても恵まれていたなと、振り返って思います。

育休期間の重なり(パパ・ママのスケジュール)

具体的なスケジュールはこんな形でした。

  • パパ:2024年9月1日〜2026年3月31日(育休として約1年7ヶ月。出産直後の7月は勤務、8月は有給で対応していました)
  • ママ:2024年6月24日〜2026年4月29日(約1年10ヶ月)

パパが1ヶ月先に職場復帰して、ママは慣らし保育を挟んで4月30日に復帰、というスケジュールです。最後の1ヶ月は、ママが単独育休でした。

パパの育休期間が、ママの育休にほぼ丸ごと含まれる形だったのは、双子育児の運用上はとても助かりました。担当制も、夜間対応も、お出かけも、ぴよログの記録も、「2人いる前提」で組み立てられたからです。

ただ、これも我が家の制度・職場・タイミングがたまたま合致した結果で、再現可能なモデルケースではありません。それぞれのご家庭で、取れる形・取れる長さは大きく違うと思います。

担当制:兄=ママ・弟=パパ

退院後、自然と決まっていったのが「担当制」です。

我が家の場合は、兄=ママ・弟=パパという形に落ち着きました。

決め方の経緯としては、弟が母乳をうまく飲めず(飲みながら寝てしまって起きるの繰り返し)、ママの負担が大きくなった時期があったこと。一方で、兄はママの直接母乳をしっかり飲んでくれていたので、自然と「兄=直母担当のママ」「弟=搾乳ミルク担当のパパ」という分業ができていきました。

退院後すぐに芽が出て、1週間くらいで「あ、これでいくんだな」という形に固まった印象です。誰かに教わったわけでもなく、相談して決めたというよりは、目の前の双子の様子に合わせて自然にそうなった、という方が正確かもしれません。

担当制の決め方は、家庭によって本当に違うと思います。母乳とミルクの比率、夫婦の働き方、子どもの体格や飲み方の特徴。担当の決め方そのものより、「お互いが当事者として動ける状態」を作ることのほうが大事だなと、振り返って思います。

担当制の決め方や運用の詳細は、双子育児のパパの担当制|役割分担の決め方(実体験)にまとめています。

1日のリズム(朝〜夜の流れ)

我が家の場合、1日のリズムはこんな感じでした(生後数ヶ月〜半年頃)。

朝:兄が直母で目覚めて、ママが対応。パパは弟の搾乳ミルクで起きる。同時進行で、ぴよログにそれぞれの授乳記録を入れる。

午前中:兄・弟それぞれに合わせた授乳と寝かしつけを並行。育休中なので、どちらか一方が抱っこ役、もう一方が家事や食事の準備、という分担が自然にできました。

午後:1人が二人を見ながら、もう1人が買い物・洗濯・夕飯の支度。「1人で2人を見ない」を厳格な原則にはしていなかったものの、結果的に「だいたい1人ずつ抱える形」になっていた気がします。

夕方〜夜:夕飯・お風呂・寝かしつけ。お風呂は1人ずつ入れる形で、もう1人が脱衣・着替えのサポート。

夜間:後述の通り、夫婦交代で担当。

これは「2人とも育休だからできていた」リズムで、片方が仕事復帰したらガラッと変わります。実際に2026年4月にパパが先に復帰してからは、夕方以降の段取りが一気にハードになりました。1人体制になった瞬間に「2人いた時の運用が前提だった」ことを痛感した時期でもあります。

夜間対応の分担(夫婦交代・ミルク作りはパパ)

夜間対応は、双子育児で一番きついフェーズだったと思います。

我が家の場合、夜間も担当制をベースに動いていました。ママは兄の直接母乳、パパは弟のミルク作りと授乳。同時に起きる夜は、両方を分担して対応。片方だけが起きた夜は、起きた方の担当者が対応する形です。

特にパパが担当していたのが、ミルク作りでした。粉ミルクの調乳、温度の確認、哺乳瓶の洗浄・消毒。これは出産前から「ミルク作りはパパの役割」と決めていたわけではなく、担当制ができていく中で自然とパパに集約された家事でした。

ぴよログには夫婦で両方入力していたので、「弟は何時に何ml飲んだか」を起きてからアプリで確認する、という習慣もありました。担当が分かれていると、相手の子の様子を共有する手段が必要で、ぴよログがそれを担ってくれた感じです。

ぴよログの夫婦共有運用は、双子のぴよログ夫婦共有ガイド(実体験)にまとめています。

実家サポートやシッターを使っているご家庭、シングル家庭、それぞれに合うやり方があると思います。我が家は「夫婦2人で回す」を中心に組み立てましたが、これが唯一の正解ではありません。

夜のキッチンでパパがミルクを作る水彩イラスト

2人で育休だからこそ気づいたこと

2人とも育休だったからこそ気づいた、大事なことが3つあります。

ひとつめは、「手伝う」という感覚が消えていくこと。育休中のパパは、「ママを手伝う」のではなく「自分が当事者として担当する」立場でした。この話は、パパに「手伝う」をやめてもらった話(実体験)にもまとめています。

ふたつめは、夫婦の伝え方が変わったこと。やってほしいことを後から「本当はこうしてほしかった」と言うのではなく、その場でお願いする。これも担当制があったからこそ、自然に身についたコミュニケーションでした。

みっつめは、「2人とも余白がない」ことの重さ。片方が仕事をしていれば、もう片方が育児の主担当という分担になりがちですが、2人とも育休だと「2人とも双子の世話で1日が終わる」状態になります。良くも悪くも夫婦が同じ景色を見ることになり、これが分かり合えた部分でもあり、お互いに疲れた部分でもありました。

育休取得そのものを当然視しないで、「取れたこと」「取れた期間に経験したこと」を、振り返れる範囲で書き残しておきたいなと思っています。

育休が取れない家庭への配慮

ここで一度、はっきり書いておきたいことがあります。

我が家のように、双子の出産にあわせて夫婦そろって育休を取れる環境は、決して「当たり前」ではありません。

職場の制度、職種、収入、夫婦のキャリア状況、それぞれの事情で、育休を取れる期間や形は大きく変わります。パパの育休が取れないご家庭、ママだけが育休を取るご家庭、産休のみで早期復帰するご家庭、それぞれに合った双子育児の形があると思います。

本記事は「2人育休だからこんな運用ができた」という、ひとつの実例にすぎません。育休が取れない家庭の双子育児が劣っているとか、間違っているとか、そういう話ではまったくないので、その点だけは強くお伝えしておきたいです。

これから育休を考える夫婦へ

最後に、これから双子の育休を考えているご夫婦へ。

我が家の実体験から言えるのは、「2人とも育休を取れる環境があるなら、取ることを選ぶのは選択肢としてあり」だということです。

特に最初の数ヶ月、双子の同時授乳・夜間対応・退院後の体調回復が重なる時期は、人手があることで救われる場面が多かったです。

ただし、これも我が家の場合の感想にすぎません。ご家庭の状況・職場の制度・夫婦の希望によって、ベストな形は全く違ってきます。ご家庭ごとに合うやり方を、ゆっくり話し合って決めていただければと思います。

家族で穏やかに過ごす水彩イラスト

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